左から炭谷銀仁朗選手、中村剛也選手(写真:時事)

プロ野球・西武に6年ぶりに復帰する炭谷銀仁朗選手が7日、入団会見を行いました。 「ライオンズでプレーできることを嬉しく思っています。6年ぶりですが、5年間他の球団で色々吸収して成長できた。また違った炭谷銀仁朗を見に来て欲しい」と話した炭谷選手。 【画像】西武時代の炭谷銀仁朗選手 会見では、西武の先輩・中村剛也選手と栗山巧選手から、サプライズでビデオメッセージが贈られました。 中村選手からは開口一番に「戦力外おめでとうございます。そして埼玉西武ライオンズに入団おめでとうございます。また一緒に野球をやりましょう」と愛ある言葉が贈られました。 これに炭谷選手は「さすがですね。みんなの前ではふざけますけども、いい先輩というか、いいお兄ちゃん。ちょっと白髪が増えてきたので、中村さんも年取ったなと、まぁ僕もですけどね」と、うれしそうに語りました。 また栗山選手は「銀仁朗、お帰り。野球選手としてFAして、トレードもして、古巣に帰ってくる。フルコースみたいな形でライオンズに帰ってきましたね。みんな楽しみにしていますし、巨人と楽天で学んだことを僕も教えて欲しい。色々な選手に野球を教えて下さい」とコメント。 これには「やっぱり栗山さんは『戦力外』という言葉は出さなかったですね」と報道陣の笑いを誘いつつも、「FAもトレードも、僕の野球人生ではいい経験ができたと思っている。色々伝えられるものは多いので、(培ったものを)伝えていきたい」と、話しました。