中日・田島慎二、現役最後のマウンドで感無量 かつての同僚・DeNA代打の京田陽太を３球三振
◇５日 中日―ＤｅＮＡ（バンテリン） 今季限りで現役を引退する中日の田島慎二投手が７回途中に５番手で登板し、打者１人を抑えて１３年間のプロ生活を締めくくった。 ◆中日・田島慎二、チームメートと記念撮影【写真】 松山の後を受け、７回１死走者なしで「ピッチャー、田島」とのアナウンスとともにマウンドへ。”タジ魔神”の愛称で親しまれた男のラスト登板にスタンドのファンは大歓声とともに「１２」のボードを掲げて迎えた。 ＤｅＮＡは松尾の打順で代打にドラゴンズでともにプレーした京田を送った。３球で三振にきって取り、笑顔をみせた。投球を終えると、マウンドに集まったチームメート１人１人と握手。盟友・祖父江と抱き合いながらバトンタッチし、マウンドを降りた。 田島は東海学園大から２０１２年にドラフト３位で中日入り。１６年に開幕から登板３１試合連続無失点のセ・リーグ記録を樹立し、１８年３月に侍日本代表の強化試合「ＥＮＥＯＳ 侍ジャパンシリーズ２０１８」にも選出された。通算４６２試合に登板し、２５勝４１敗、１１７ホールド、７５セーブ。
中日スポーツ
