西友が台湾産米「むすびの郷」を14日から販売…価格高騰続く国産米と似た食味、2割ほど安く
西友は12日、コメの価格高騰を受けて14日から台湾産米を販売すると発表した。大手スーパーが海外産米を扱うのは珍しいが、同等の国産米より2割ほど安く、風味や食感も近いという。 【図】一目でわかる…コメの価格は急騰している
販売するのは、台湾で精米し、日本で袋詰めした「むすびの郷」(5キロ・グラム)で、税込み2797円。国産米と同じ短粒種のジャポニカ米で、炊飯の方法も同じという。関東地方の138店舗で販売する。
国内では8月以降、コメの需要が急増し、スーパーなどで一時、品薄になった。価格は今も割高で、西友の店頭価格も昨年より約7~8割上昇しているという。「お客様に満足していただける食味であり、新たな選択肢」(広報)として、台湾米の販売を決めた。