ウクライナに「F16供与」オランダ首相が表明 ゼレンスキー大統領「始まりにすぎない」実戦投入は来年以降か
オランダのルッテ首相は20日、オランダとデンマークが保有するF16戦闘機をウクライナに供与すると表明しました。 オランダ・ルッテ首相 「オランダとデンマークはウクライナにF16を供与する」 オランダのルッテ首相は20日、ゼレンスキー大統領に状況が整い次第、F16戦闘機を供与すると伝えました。ルッテ首相は供与する時期や数は明らかにしていませんが、ゼレンスキー大統領は、自身のSNSに「42機は始まりにすぎない」と投稿しました。 ただ、F16に関する訓練をめぐっては、ウクライナ人パイロットの英語力の問題から操縦に必要な専門用語を学んで実技を行うまでに時間がかかると指摘されています。訓練完了には、最低でも6か月は必要とされ、F16の実戦投入は来年以降になるとみられています。
