京都・八坂神社で「お千度の儀」 夏の古都彩る祇園祭が開幕
京都市東山区の八坂神社で1日、祇園祭の安全を祈願する「お千度の儀」が行われた。夏の古都を彩る祭典の開幕が告げられ、関連神事は31日まで続く。 前半の見せ場となる前祭の山鉾巡行(17日)で先頭を行く長刀鉾に乗る稚児の小学6年西川雅基さん(11)と、補佐を務める禿の小2小川門土さん(7)、小3西淵一登さん(8)が参加。本殿の周りを3周すると千回参拝したことになるとされる。雨が降りしきる中、関係者約30人とともにゆったりとした足取りで儀式に臨んだ。 西川さんは取材に「周りの人が見てくれてうれしかった。一つ一つの行事を頑張りたい」と話した。 後半の後祭の山鉾巡行は24日。