今季で活動終了のソニー仙台、JFLの退会が正式に決定…26シーズンでJFLを去ることに
日本フットボールリーグ(JFL)は3日、今季限りでの活動終了を発表していたソニー仙台FCの大会を正式に承認したこと発表。これに伴う、地域リーグとの入れ替えの変更についても発表した。 1968年にソニー株式会社仙台テクノロジーセンターのサッカー同好会として発足したソニー仙台は、1997年度の全国地域リーグ決勝大会(現:全国地域サッカーチャンピオンズリーグ/地域CL)で優勝し、旧JFLへ昇格を果たした。 1999年に発足した現在のJFLのオリジナルメンバーで、以降はJFLに所属し続けることに。JFL初代の監督は女優の長澤まさみさんの父である長澤和明氏が務めていた。 Jリーグ入りを目指さず、常にJリーグ入りを目指すクラブの門番的な立ち位置となり、2015年にはJFLで優勝。昨年まで25シーズンを戦い、トップ5入りは11シーズン、2023シーズンも4位の成績を残していた。 そんな中、9月27日にJFLに対して退会届を提出。チームとしての活動も今シーズンを最後に終了し、消滅することが決定。そんな中、JFLも3日の理事会で全員一致で承認可決し、正式に退会が決定した。 なお、来シーズンは自動的に1チーム少なくなることから、従来の規約では最下位クラブは自動的に地域リーグへと降格していたが、今シーズンはソニー仙台以外のクラブが最下位になった場合は、地域CLの2位チームとの入れ替え戦を戦うことに。自動降格が今シーズンはなくなることとなった。 また、地域CLの1位と2位のチームのどちらかがJFLの入会基準を満たさない場合は、入れ替え戦はなし。また、地域CLの1位と2位のどちらも入会基準を満たさない場合は、3位、4位の順で1チームが昇格し、JFL最下位チームの降格はなくなる。 現在JFLは22試合が消化。最下位はミネベアミツミFC(勝ち点16)となっており、15位にクリアソン新宿(勝ち点17)、14位に横川武蔵野FC(勝ち点18)と接戦に。ソニー仙台は12位(勝ち点23)に位置している。
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