【この春、高円寺に新名所が誕生】手仕事とアートの聖地“モギ&モギ”で作家の世界観を存分に体感
この春にオープンしたギャラリーショップ「MOGI & MOGI Gallery shop」。世界各地の民藝、アートの魅力を発信する高円寺の新名所を訪れました。 【画像】展覧会開催時には、ゆっくりとその作家の世界観と向き合うことができる。
レジェンドのバイヤーが手がける高円寺の名店から待望の2号店!
さまざまなカルチャーが息づく街・高円寺。その中でもひと際注目を集めているセレクトショップが「MOGI Folk Art」です。国内の民藝ブームをリードしてきたテリー・エリスさん、北村恵子さんが独自の目線でキュレーションした民藝やアート、ヴィンテージアイテムが取り揃えられています。 日本全国を回りながら二人が“本当にいいモノ”と見出した魅力的なラインナップに加え、作り手とのコミュニケーションの深さがうかがえる濃度の高い接客も共感を呼び、国内外からコアなファンが駆けつける名店として知られています。そんな国内きってのクラフトの聖地「MOGI Folk Art」の第2号店が同じく高円寺にオープンしました。 きっかけは、“もっとお客様に作品や作家の思考と触れ合ってもらえたら……”そんなオーナー二人の想いから。1号店の「MOGI Folk Art」から数分歩いたところにオープンした「モギ&モギ」では、一人の作家にフォーカスした展覧会を開催するなどギャラリーとしての役割も備え、作家の描く世界観をより色濃く体感できる場所となっています。 オープニングエキシビションでは栃木・益子で1970年代から活動されていた陶芸家・設楽洋子氏(~2022)の個展を開催。益子の土を生かし、草木の灰釉で表現した柔らかく温かみのあるモノクロームシリーズの器や、幼少期から絵を描くのが好きだったという設楽氏の自由な遊び心が表現された赤絵シリーズのフラワーポット、ジャーなど、見る人の心を弾ませる作品が60点ほど展示されています。 オープニングエキシビションは4月29日(月)で終了しますが、設楽さんの作品は引き続き店舗でも販売される予定。今後は年に3~4回程度個展のような展覧会を開催していきたいとのこと。新たな商品も随時ラインナップされるので、ぜひ高円寺の新たな新名所「モギ&モギ」に足を運んでみて。 MOGI & MOGI Gallery Shop 所在地 東京都杉並区高円寺南 3-44-14 1F 営業時間 12:00~19:00 定休日 火・水・木・金曜 Instagram @mogi_folk_art、@mogi_and_mogi