メジャーVの笹生優花&古江彩佳は4億に迫る勢い 渋野日向子もトップ10で日本勢4人が“億超え”【米女子スタッツ分析】
米国女子ツアーは先週がオープンウィークで、今週は欧米対抗戦「ソルハイムカップ」が開催される。実質2週間のオフを経て、いよいよ来週から秋の陣へと突入する。 古江彩佳のドラテク“ハンマー打法”【写真】 今季は9人の日本勢がメンバーとして参戦し、笹生優花が「全米女子オープン」、古江彩佳が「アムンディ・エビアン選手権」を制し、海外メジャー2勝。ルーキー3人も奮闘を続けている。そんな日本勢のスタッツをおさらいしてみよう。今回は『賞金ランキング』。(1ドル=143円で計算) ◇ 賞金額の高騰が著しい昨今の米国女子ツアー。「全米女子オープン」では女子メジャー史上最高額の賞金総額1200万ドル(当時レートで約18億8000万円)をかけて争われた。そのビッグトーナメントを制したのは笹生優花。大会2勝目を果たし、優勝賞金240万ドル(同約3億7000万円)を手にした。 まさに一攫千金で、笹生の今季獲得賞金額は264万8812ドル(約3億7800万円)。今季6勝を誇るネリー・コルダ(米国)の360万1630ドルに続き、ツアー2位につけている。 3位に続くのは古江彩佳。「アムンディ・エビアン選手権」でメジャー初制覇を飾った。賞金総額は大会史上最高額の800万ドルで、古江は120万ドル(当時レート約1億9000万円)のビッグマネーを獲得。トップ10入りも10度という安定感も光らせ、今季はすでに258万7873ドル(約3億7000万円)を稼ぎ出している。 渋野日向子もランキングトップ10入り。今季序盤は不振が続いていたが、全米で単独2位に入り、129万6000ドル(当時レート約2億300万円)を獲得した。ここまでの獲得総額は168万4525ドル(約2億4000万円)で、米女子ツアー3年目で過去最高を更新している。 ルーキーの西郷真央も名だたるトップランカーに割って入り、113万6123ドルで17位。日本円にして約1億6000万円と大台を突破している。 1位 ネリー・コルダ(360万1630ドル、約5億1500万円) ・・・・・・・・ 2位 笹生優花(264万8812ドル、約3億7800万円) 3位 古江彩佳(258万7873ドル、約3億7000万円) 10位 渋野日向子(168万4525ドル、約2億4000万円) 17位 西郷真央(113万6123ドル、約1億6000万円) 47位 畑岡奈紗(58万8451ドル、約8400万円) 67位 勝みなみ(41万9557ドル、約6000万円) 73位 西村優菜(35万7475ドル、約5100万円) 102位 稲見萌寧(14万3480ドル、約2000万円) 124位 吉田優利(9万3588ドル、約1300万円)