テイラー・スウィフト、英リバプールのフード・バンクへ1年分の食事に相当する金額を寄付
テイラー・スウィフトが、この夏に世界的なツアー【The Eras Tour】を欧州で行う中、その道中でもフード・バンクへの寄付を続けている。今月初めに彼女がアンフィールド・スタジアムで3夜公演を行った英リバプールのある慈善団体によると、テイラーからの最近の寄付は、募金活動の決定的な隙間を埋めるもので、1年分の食事を提供できるという。 11のフード・バンクを運営し、8つのコミュニティ・パントリーに長期的な支援を提供しているセント・アンドリューズ・コミュニティ・ネットワークの最高責任者であるリッチ・ジョーンズは、現地時間2024年6月25日に掲載された英ガーディアンのインタビューで、「信じられないような贈り物です。物価の上昇、ニーズの高まり、そして寄付金の減少のため、私たちは長い間、自分たちで食料を補助しなければなりませんでした」と述べた。 そして、「ですがテイラー・スウィフトが実質的に12か月分の食費を支払ってくれたと言っても良いでしょう。これは我々に今後資金集めの努力に集中するための余裕を与えてくれました」と付け加えた。 リバプールでの公演の後、テイラーはウェールズで公演を行ったが、カーディフ・フードバンクの最高責任者であるレイチェル・ビッグスによると、6月18日にプリンシパリティ・スタジアムで行われたコンサートを記念し、テイラーは10,800食分に相当する金額を同団体にひっそりと寄付した。 ビッグスは同紙に対し、「私たちは、緊急食糧小包を補うために、食料品やその他の最も必要とされる品々を満載した連結式の大型トラックを購入するつもりです。これは1,200人に1日3食を3日間提供するのに相当する重量になります。これは私たちが通常配布するものの2.5週間分になります」と語った。 テイラーはこれらの寄付を公表していないが、リバプールとカーディフは【The Eras Tour】中に多額の寄付を受け取ったことを報告した最新の2都市に過ぎない。北米ツアー中 はアリゾナ州、ネバダ州、およびフロリダ州のフード・バンクが、テイラーから寄付金を受け取ったことを明らかにしていた。 6月21日から23日にかけてロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われた3公演に続き、テイラーは6月28日から30日にかけてアイルランドのダブリンで3公演を行う予定だ。夏の残りは欧州を巡り、秋に北米に戻ってツアーの最終日程を行う。 最近テイラーはインスタグラムに、「ウェンブリー・スタジアムの第1ラウンドはとてもシュールでした。毎晩9万人のファンの群衆を眺めながら、あの大音量を聞いたら……今まで聞いた中で最も大音量の群衆だったよ……これらのショーを決して忘れることはないでしょう」と投稿した。彼女は8月にもウェンブリー・スタジアムで5公演を開催する。