辻希美「遠出にお泊まり。中学生はどこまでOK? “相手の親を知らない”子どもの友人関係に戸惑う母」
モーニング娘。のメンバーとしてデビューし、現在は高校生の長女、中学生の長男と小学生の次男、5歳の三男の、4人の子の母となった辻希美さん。日々、育児のかたわら芸能活動を続けています。そんな辻さんの連載「大好きな人と結婚しよう」、今回のテーマは、〈中学生の子育て〉です。 【こちらも話題】辻希美が明かした子どものトラブル事情「子どもの嘘には尾行で裏どり!? “ママ探偵”を卒業したいけれど……」 なにかあれば気づくような距離感だった小学生時代とは、遊び方も交友関係も変わってくる中学生。子どもたちだけで遠出するなど、急速に“大人の階段”を昇り始めるわが子に、「展開の速さに親が追い付いていけない!」悩みを吐露する辻さん。中学生の子どもを持つ親として、素直な気持ちを語ってくれました。
親の権限だけで「NO」とは言いにくく、「ALL OK!」でもない。中学生への口出し事情
先日、旦那さんとディズニーランドデートをしました……とお話をすると、ラブラブな話に聞こえるかもしれませんが、まったく別の目的があり、夫婦で“夢の国”を訪れたのです。それは、中学2年生になる息子のお迎え。普段ならお友だちと自力で帰ってくるのですが、その日は熱を出した翌日という、風邪からの病み上がり状態で、体の調子が戻り切っていないタイミングだったのです。 予報では40度にまで上がるという、まだまだ暑さが厳しい時期だったので、熱中症の心配も。本当ならそんな状態で行ってほしくない、というのが親の本音でしたが、前々から計画して楽しみにしていた大イベントを一人だけ諦めさせるのも酷だと思って、しぶしぶ許可したのです。 前夜、少しでも長く眠って体調の回復を図ってほしいと思っていたのに、「朝、始発で行くから4時集合だって」と。え? それって何時起き!? いくらなんでも早すぎじゃ……と母は思いましたが、中学生というのは、こういう不思議なことを楽しむところがあるイキモノ。それは重々理解しているので、いつもなら「OK」と言っちゃうところですが、今回は体調が気になるので、集合時間を少し遅らせてもらいました(それでも6時くらいには出て行きました)。
一日中、長男のことが気になって気になって。旦那さんとお迎えに行くことを決意
その日は長男が家を出てからずっと、彼の体調が気になって落ち着きませんでした。具合を聞きたくても、お年頃の息子からのLINEはなかなか返ってきません。そんなふうに自宅で悶々と心配し続けているうち、もう、これは迎えに行っちゃおう!と決意。旦那さんを道連れに現地に向かいました。旦那さんは、「大丈夫やろ~」と構えていましたが、ここで一緒に行かないと私に一生グチグチ言われることを察してか(笑)、快く付き合ってくれました。 いざ行くと決まったら、当然(?)私たちもディズニーランドを楽しむしかない!と、もはや夫婦でウキウキしながら向かいました。一応、到着してから息子に連絡したところ、「閉園まで遊ぶ」との返事が。まあ、そうなるだろうなと思っていたので、夕方から入園できるパスを購入して遊びながら待つことに。ひょんなことから訪れることになったディズニーランドだったけれど、旦那さんとのんびりデートをすることができて、それはそれでよかったな、と!