センバツ21世紀枠 岐阜総合、県推薦校に 秋季県大会8強 /岐阜
岐阜県高校野球連盟は7日の理事会で、来春に行われる第97回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の「21世紀枠」の県推薦校に、岐阜総合を選んだ。今秋の県大会で8強となったほか、練習の創意工夫や地域貢献活動が評価された。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 数年にわたり試合成績は良好ながら、強豪校に惜敗するなどして春夏通じて甲子園は未出場。部員たちは総合学科内の九つの系列で学んでおり、スポーツ科学系列の部員がけがに備えた応急処置研修を開催したり、環境テクノロジー系列の部員がマウンドの傾斜を測量したりして、学習成果を練習に生かしている。小学生向け野球教室をはじめ地域貢献にも取り組んでいる。 21世紀枠は東海地区4県の推薦校の中から、12月に地区候補校1校が選ばれる。さらに来年1月の選考委員会で、全国9地区の候補校から甲子園に出場する2校が決まる。【安達一正】