【POG】BC2着の米国馬メイデイレディが阪神JFに参戦!(美浦発)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。 【馬体診断】今週はエリザベス女王杯!有力馬の評価をチェック ちょっと楽しみなニュースが飛び込んできました。先日、米国のデルマー競馬場で行われたBCジュベナイルフィリーズターフで2着と好走した米国馬メイデイレディ(牝、J・リー)が阪神JF(12月8日・京都、芝1600m)に参戦すると発表がありました。同レースに外国馬が出走すれば史上初。これは非常にうれしいことなのですが、POGファンにとっては思わぬ強敵が出現したということになりますね。BCでは海外の2歳馬の完成度の高さを痛感。ぜひともチェックしたいですね。ちょっとスケジュールを考えてみます。 さて先週の振り返りですが、2日の東京芝2000mの新馬戦を勝ったのはアロヒアリイ(牡)でした。今開催の中距離戦を勝ちまくっている田中博厩舎。クラシック路線に何頭乗せてくるのか興味がありますね。楽しみです。 同日の東京ダート1600mの新馬戦を勝ったのはサンダースノー産駒のボルトテソーロ(牡、栗田)。2番手からきっちりと抜け出しての勝利でしたね。次走も楽しみです。 3日の東京芝1800mの新馬戦を勝ったのはククナの異父弟レイニング(牡、国枝)。後方から上がり32秒9秒の末脚で差し切って奥を感じさせましたね。次走は未定ですが、楽しみです。 3日東京芝1400mはカラヴァジェスティ(牡、奥村武)が勝利。カラヴァッジオ産駒ですし、今後も短距離での活躍が期待できそうです。 歴代の勝ち馬にレモンポップ、アマンテビアンコが名を連ねるカトレアS(23日・東京、ダート1600m)が非常に豪華なメンバーになりそうです。把握している予定馬はクレーキング(牡、中舘)、コパノヴィンセント(牡、上原博)、スナッピードレッサ(牡、大竹)、タガノバビロン(牡、西園翔)、ドラゴンウェルズ(牡、藤原)、ナチュラルライズ(牡、伊藤圭)、バギーウィップ(牡、萩原)、マリブオレンジ(牝、福永)。ここを勝てば将来的に大きな期待が持てる出世レースですし、楽しみですね。 アスター賞3着のウィンターベル(牡、木村)はベゴニア賞(24日・東京、芝1600m)で復帰予定。新潟2歳S6着のスターウェーブ(牡、武井)は16日の東京芝1400mの1勝クラスへ。同レースには断然人気のサフラン賞で5着に敗れたエンブロイダリー(牝、森一)も予定しています。(馬サブロー美浦支局・木村)