防災無線が「聞き取りづらい」69% でも窓を閉めて生活なぜ 自治会が市長に求めた対策 沖縄・宜野湾
【宜野湾】宜野湾市上大謝名自治会の地域無線放送研究会は15日、宜野湾市に佐喜真淳市長を訪ね、地域の無線放送が聞き取りづらい問題の解決のため、戸別の屋内無線放送設備の導入を求める要請書を手渡した。 【写真】「恐怖覚える騒音」と苦情が相次いだ外来機
同会は地区住民が日常的な米軍普天間基地の爆音被害で窓を閉めて生活をしているため、市や自治会の防災放送などを聞けていないことを問題視している。 同会は約700世帯の地区住民に、騒音被害や放送を聞き取れているかに関するアンケートを実施し、202世帯から回答を得た。アンケートでは97%の住民が爆音が生活に影響していると回答し、約69%が放送が聞こえない、聞き取りづらいなどと回答している。
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