ガザ地区のポリオワクチン接種率90%…目標に達する WHOが明らかに
WHO=世界保健機関は12日、パレスチナ自治区ガザ地区で進めてきたポリオワクチンの接種率が90%となり、目標に達したことを明らかにしました。 WHOによりますと、ポリオワクチンの接種は11日までに、ガザ地区の10歳未満の子ども55万人あまりにおこなわれたということです。 WHOは9月上旬にガザ地区で接種を始め、当初はおよそ64万人の子どもたちへの接種を目指していましたが、WHOのパレスチナ代表は目標とする人口を多く見積もっていた可能性が高いとして、「接種率90%の目標を達成したと確信している」と述べました。 ワクチン接種を進めている地域では、イスラエルとイスラム組織ハマスが毎日8時間の戦闘休止に合意していました。イスラエルの地元メディアは、ガザ地区での2回目の接種は、およそ4週間後におこなわれると報じています。