【KNOCK OUT】栗秋祥梧、驚異の2m越え跳びヒザ蹴り!“何でもありルール”に「一発で倒したい」
6月23日(日)に国立代々木競技場第二体育館で開催される『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』の [KNOCK OUT -UNLIMITED-58.50kg契約/3分3R・延長1R]にて、中村優作(TEAM FAUST)と対戦する、栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が6日に公開練習を行なったが、そこで驚異的な跳躍力を披露。約2m以上の高さに構えたミットになんと飛びヒザ蹴りを入れた。 【フォト】栗秋祥梧、驚異の2m越え跳びヒザ蹴り!柔術着でパウンドも 栗秋は左フックなどの強打を武器に、28歳にして70戦近い戦績を誇る実力者。今回は日本拳法のバックボーンを持ち、RIZINでも活躍するベテランMMAファイターの中村と激突する。 栗秋が今回戦う「UNLIMITEDルール」は立ち技の打撃だけではなく、倒れた相手への攻撃が認められるなど、全局面での打撃が有効なもの。タックルへの対処やグラウンドでの打撃など、栗秋にとっては初めてだ。 公開練習では、柔術着を着用し今回のルールをイメージしてのスパーリングを行なったが、実際の組みの技術や対処能力などは見せない様子だった。 しかし、記者陣を驚かせたのは、その後のミット打ちだ。KNOCK OUTの山口代表が脚立の上にまたがり、高さ2mあたりにミットを構えると、栗秋が大ジャンプし飛びヒザ蹴り! 正確に測った訳ではないが、身長170cmの栗秋が飛んだ高さは、陸上の跳躍競技トップ選手の平均値の70cm台か。いずれにせよ、並外れた身体能力だ。 栗秋は今回の試合のイメージとして「本当に一発で(倒したい)。もっともっと感情に任せたい」といい、MMA選手相手に「テイクダウンに行く準備もしている。これはキックボクシングではないので、何でもありのルールなので、それに合わせた準備をしている」と自信。 中村の印象について「(打撃の)スピードが速い。ガムシャラに行って、カウンタータイプではない。僕とは真逆な感じ。スピードをのせたパンチは貰っちゃう可能性があるので気をつけないといけない」と、その一発を警戒した。 今回の試合はオープンフィンガーグローブでの戦いだが、「ハンドスピードが上がるので、相手のスピードに乗った打撃は厄介だが、逆にそれは自分も同じで、(カウンターを)合わせたい」と、スタンド打撃の攻防の鍵は“スピード勝負”になると考えている様だ。 そして、先ほど見せた跳躍力について「元々、子供の頃から人並み外れた身体能力を持っていたのか?」と質問すると「そうですね。中学2年生の時に習った訳でなく、バック転やバック宙ができていた。体操選手の見様見真似で」とサラリ。今回の“何でもありのルール”が、身体能力が高い栗秋の戦いをより輝かせることになりそうだ。 激闘派の栗秋、この「UNLIMITEDルール」でさらに一皮むけた戦いを見せるのか。