ドラガン・ストイコビッチ監督(Getty Images)

[6.16 EUROグループC第1節 セルビア 0-1 イングランド ゲルゼンキルヘン] 【写真】「何度見もした」「可愛すぎる」「惚れてしまう」仲田歩夢がピッチ外でもファン魅了 　セルビア代表のドラガン・ストイコビッチ監督が16日のEURO初戦・イングランド戦(●0-1)について「我々は勇敢に戦った」と振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)が伝えている。 　ストイコビッチ監督にとっては旧ユーゴスラビア代表で選手として出場した2000年大会以来のEURO。さらにセルビアにとっては独立後初出場であり、大きな注目を集めるなか前回大会準優勝国との初戦となった。 　試合は前半13分のゴールが決勝点となって敗れたが、後半は相手を押し込み続けてゴールに迫った。指揮官は「当然ながら結果には満足していない」としつつ、交代策がハマったことで「やりたいスタイルで戦えた」と手応えを示した。なかでも後半16分に投入されたFWドゥシャン・タディッチは攻撃を牽引する好パフォーマンスを披露。ストイコビッチ監督は「彼に疲れのない足で後半を戦ってほしかった」と話し、ベンチスタートの理由は戦術的なものだと説明した。 　また、ストイコビッチ監督は1分2敗で終えた2022年のカタールワールドカップを「あれは惨事だった。7、8人が出られる状況ではなく、チームをまとめるのは大変だった」と振り返りながら、今大会はそのような問題がないことを明かした。その上でイングランド戦で負傷交代したMFフィリップ・コスティッチについては明日状況を確認するという。 　 　ただ、セルビアは優勝候補相手に臆することなく戦ったものの初戦を落としたため、次戦はより結果が求められる試合となる。指揮官は「スロベニア戦に対してできることは何でもやるつもりだ」と意気込み、重要な一戦での勝利を誓った。