「箱根では味わえなかった優勝」駒澤・鈴木芽吹は最終区で20年ぶりの区間新 長野が大会新で3連覇【全国男子駅伝】
■大東大のエース・久保田選手が、3区で学生トップ
2位の埼玉県チームの健闘も光りました。大きな見せ場を作ったのは3区でした。 「楽しんで走ることを意識しているなかで、4キロ過ぎの坂のところで前に出て、1位でタスキを渡したことはとても良い経験になりました」 こう話す大東文化大学4年の久保田徹選手が、この区間で学生トップの区間2位と好走し、2人を抜いて首位に躍り出ました。 箱根駅伝では花の2区を担い、1時間7分台の好走を見せチームのシード権に貢献した一方で、区間順位は12位と悔しさを味わっていました。 「(箱根では)自分としては全力を出したつもりだったんですけど、まだまだ上にはたくさん強い選手がいた。悔しい思いを今日しっかりとぶつけられたと思います。持ちタイムが自分より速い選手や箱根駅伝とニューイヤー駅伝で活躍した選手がたくさんいたので、緊張もあったんですけど、今日は自分の走りができました」と、久保田選手は自身でも納得のいく走りで、2位に貢献しました。