「“好きな服”が全然似合わない人」がまずやるべきことは? 大変身した40代ママの意見に納得
お店に行って服を見て、自分の気持ちにじっくりと耳を傾ける
――自分が好きな服って、具体的にどのように探せばいいでしょうか。 marie「お店に直接行って、とにかくたくさんお洋服を見てください。ネットショッピングではなく、自分の目で直接見ることが大事です。ただここで、いくつか重要なポイントがあります。 まずは、『自分の好きなものを探しにいく日』には服を買わないことです。実際に服を買おうとなると、『かわいい服だ』と思っても、値札を見て『これは買えないな……』となっちゃいますよね。好きな服を見つける前に『買える・買えない』という余計な情報が入ってしまいます。まずは純粋に好きなものを見つけることが大事です。邪魔な要素を排除して、自分の心の声に耳を傾けましょう」 ――「好き」以外の要素を極力取り除くんですね。 marie「そして、好きなものを見つけることだけに集中してほしいので、なるべく一人でお店に行ってください。お友達がいると『それ似合うよ』『それは似合わない』みたいな話になってしまうので、一人だけでゆっくりと行けるときに行きましょう。 かわいいなと思う服があったら、試着をしてください。店員さんに話しかけられるのが嫌であれば、H&MとかZARAとか、試着や購入を勧めてくる店員さんがいないところもおすすめです。『30~40代ががこんなものを着てはいけない』などの思い込みも一切無視します。自分の好きなものを知ることからおしゃれが始まります」
「好きな服」が似合わない場合はどうすればいい?
――「好き」と「似合う」が違う場合、どちらを優先すればいいでしょうか? 骨格診断などの診断では、「似合う」を優先していますよね。 marie「これは本当にシンプルに、『好きにすればいいよ』と思っています。骨格診断とか顔タイプ診断とかパーソナルカラー診断って、本当に素晴らしい技術だと思うんです。論理的で自分に似合うものがわかるし、便利ですよね。診断に合ったものを身につければ『似合っているね』って、人から褒められると思います。 だから、ファッションで『似合っているね』っていう言葉が欲しい場合は、どんどん診断を受けて、それを参考にするのがいいと思います。でも、診断にとらわれて服を着るのが楽しくなくなってしまったり、似合う服と好きな服が違ったりした場合は、診断は一度忘れていいのではないでしょうか。 『○○診断』は、自分が納得するところだけ取り入れるのでもいいと思います。参考にしたいところだけ参考にして、あとは無視でもいい。とらわれる必要はないと思います」