“元横綱”エンブロイダリーが2勝目、ルメール騎手「いい馬で能力がありますね」/東京6R
<東京6R>◇16日◇2歳1勝クラス◇芝1400メートル◇出走10頭 素質馬エンブロイダリー(牝、森一)が単勝1・7倍の1番人気に応えた。勝ち時計は1分22秒7。 スタートで若干出遅れたが、ゆったりとした流れもあり徐々に好位へ取り付く。内の先行馬を見ながら手応えよく直線を向くと、上がり最速33秒1の脚でボンヌソワレを1馬身1/4差離した。 鞍上のルメール騎手は「今日は少し落ち着いていました。千四はちょうどよかった。スローペースでしたが、最後までよく伸びてくれました。いい馬で能力がありますね」と評価した。 同馬は新潟での未勝利戦をコースレコードで7馬身差の圧勝。日刊スポーツ制定の「クラシック番付」で牝馬の横綱に推挙された。前走サフラン賞では出遅れが響き5着にとどまり、現在は番付外となっているが、仕切り直しの一戦で力を見せた。