東京スポーツ杯2歳Sを制したクロワデュノール（右）と北村友一騎手（撮影・鈴木正人）

＜東スポ杯2歳S＞◇16日◇G2◇芝1800メートル◇2歳◇出走9頭 　来年クラシックの主役だ－。キタサンブラック産駒クロワデュノール（牡、斉藤崇）が人気に応え、デビュー2連勝で重賞初制覇を果たした。サトノシャイニングが逃げ、2番手でレッドキングリーが運ぶ展開。好位3、4番手を追走し、直線は粘るサトノシャイニングをねじ伏せた。6月東京の新馬戦以来だったが、24キロの馬体増で成長した姿を見せつけた。勝ちタイムは1分46秒8。 　北村友騎手は「レース自体は折り合いつきましたけど、返し馬はハミに頼るところがあって、ちょっと体重が増えていて、ハミに頼っていたところがあります。そうですね。まだ100点満点じゃないのは思っていましたし、勝ち切ってくれてポテンシャルを感じました。馬に感謝したいと思います。今日の感じで、この競馬ができたので、次はもっと体も楽になって操縦性もよくなると思います。先々も頑張ってくれると思います」と将来性を語った。 　2着はサトノシャイニング。3着はレッドキングリーだった。 　馬連（4）（9）は660円。馬単（4）（9）は990円。3連複（4）（7）（9）は480円。3連単（4）（9）（7）は2300円。 　（注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）