「地震から8年後でようやく」武家屋敷『旧細川刑部邸』で本格的な復旧工事はじまる 熊本
熊本放送
熊本地震から8年近くたち、武家屋敷「旧細川刑部邸(ぎょうぶてい)」でようやく本格的な復旧工事が始まります。 【写真を見る】「地震から8年後でようやく」武家屋敷『旧細川刑部邸』で本格的な復旧工事はじまる 熊本 武家屋敷「旧細川刑部邸」は、熊本藩主・細川忠利の弟、細川興孝が1646年に子飼(現在の熊本市東子飼町)に別邸として建てたもので、約30年前に熊本城・三の丸(熊本市中央区古京町)に移築されました。 梅や紅葉など四季折々の表情を楽しめる名所で、地震の後も期間限定で開放されてきました。 そして地震後、初めて公開された内部。熊本県の重要指定文化財に指定されている「茶室」では、土台の柱が傾き外壁が剥がれ落ち、被害の大きさが伺えます。 今後、この茶室や主屋など12棟全ての部分解体を行い、2028年2月末の復旧完了を目指します。
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