「国の借金」1300兆円に迫る 過去最大
財務省は「国の借金」が1300兆円に迫り、過去最大になったと発表しました。 また、国民所得に占める税と社会保障の負担の割合を示す国民負担率が「潜在的負担率」では50.9%になる見通しも発表しました。 財務省によりますと、国債や借入金などのいわゆる「国の借金」が去年末の時点で過去最大の1286兆4520億円にだったと発表しました。 高齢化による社会保障費の増大などで厳しい財政運営が続いています。 また、9日、財務省は国民所得に占める税と社会保障の負担の割合を示す「国民負担率」について、2024年度の見通しを発表しました。 「国民負担率」は45.1%になり、国民負担率に財政赤字を加えた「潜在的国民負担率」は、50.9%となる見通しです。