明日3日 関東や東海 通勤・通学時は局地的に滝のような雨 来週にかけて残暑続く
厳しい残暑続く 沖縄は新たな熱帯擾乱の動向に注意
4日と5日は、日差しの出る所が多いですが、上空に寒気を伴った気圧の谷が近づくため、大気の状態が不安定でしょう。晴れる所も、天気の急変に注意が必要です。 6日は北日本付近を前線が通過するため、北海道を中心に雨が降りそうです。7日以降は晴れる所が多いですが、関東や東海を中心に雨の降る所があるでしょう。 昨日1日に発生した台風11号は、フィリピンの東を北上する見込みです。次第に西よりに進路を変えるため、日本への直接の影響はなさそうです。一方、別の熱帯擾乱(台風や熱帯低気圧)が発生して、沖縄に接近するおそれもありますので、今後の動きに注意が必要です。 昼間の時間は日ごとに短くなり、夜は秋らしさを感じられる日も増えてきましたが、日中は厳しい残暑が続いています。 今日、気象庁は「高温に関する全般気象情報」を発表しました。西日本では、4日から7日にかけて高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気が流れ込む日があるため、最高気温が35℃以上の猛暑日になる所がありそうです。 関東や東北では、明日3日と4日はいったん残暑が落ち着きますが、5日以降は30℃以上の日が多いでしょう。 運動会の練習などで、お子さん達は屋外で長い時間過ごす機会も増えてくると思います。周りの大人たちも声をかけながら、熱中症対策を万全に行いましょう。
日本気象協会 本社 岡本 朋子