6日までの1週間で6件の死亡事故相次ぎ 鈴木康友知事は3年9か月ぶりの「交通事故多発警報」を発表 静岡県
静岡県内で交通死亡事故が相次いでいることを受け、鈴木知事は「交通事故多発警報」を発表しました。警報の発表は3年9カ月ぶりです。 静岡県内では10月31日から11月6日までの1週間で、6件の交通死亡事故が発生しています。 6日は静岡市で道路を渡っていた87歳の女性が、車にはねられ死亡しました。 また湖西市でも自転車に乗っていた81歳の男性が、車にはねられて死亡する交通事故が起きています。 こうした事態を受け、鈴木知事は7日から16日までの10日間、「交通死亡事故多発警報」を発表しました。 期間中、取り締まりの強化や広報活動の充実といった対策が取られます。 7日午後には県庁前の交差点で、県職員による啓発活動が緊急で行われました。 警報が発表されるのは3年9カ月ぶりです。 今年に入り6日までの交通事故による死者は66人で、去年の同じ時期と比べて6人増えています。