今季レアル・マドリーでの出場時間はわずか160分…「努力が必要」と言われた18歳エンドリッキ、年末の休暇返上で練習に取り組む
現在クリスマスバケーション中のレアル・マドリーだが、一人汗を流し続ける選手がいる。18歳のブラジル代表FWエンドリッキだ。スペイン『マルカ』レポートしている。 2022年12月にレアル・マドリーがパルメイラスに移籍金4500万ユーロ(インセンティブ2500万ユーロ)を支払い獲得を内定させ、今夏スペイン首都にやってきたエンドリッキ。マドリー加入当初こそ終盤に交代出場からピッチに立ち、馬力のあるドリブルや強烈なミドルシュートで人々の心をつかんだ18歳FWだが、カルロ・アンチェロッティ監督が与える出場機会は徐々に減少していった。今季ここまで、ピッチに立った時間はわずか160分間(ラ・リーガ123分間)にとどまっている。 アンチェロッティ監督は、ブラジルを中心になぜ起用されないのか議論が巻き起こっているエンドリッキについて「彼はまだ若い。まだ学ぶことが多く、努力が必要となる」と語っていたが、選手本人はその「努力」の姿勢をしっかりと示している。 現在クリスマスバケーション中で、30日から練習を再開するレアル・マドリーだが、エンドリッキは休暇を返上して練習に取り組んでいる。ブラジル人FWは現在、フィジカルの強化、プレーの研鑽、そして戦術理解力の向上を目標にしながら、いつ起用されてもいいように「努力」を重ね続けているようだ。 現在マドリーのエース格であるFWヴィニシウス・ジュニオールも、過去には出場機会を得られず苦しむ時期があった。休みの日も関係なく、懸命に汗を流し続けるエンドリッキは、凄まじい成長を遂げていった偉大なる先輩FWに続くことができるのだろうか。