【柔道】パリ五輪イベント参加で阿部一二三＆詩「もうすぐだな」と実感 再びの“兄妹V”へ決意
東京五輪・柔道で兄妹(きょうだい)で金メダルを獲得した兄の阿部一二三選手、妹の阿部詩選手が14日、パリ五輪・パラリンピック大会の公式記念コイン発表会に登場。スーツ姿でお披露目の場に立ち会いました。 2008年の北京大会以降、記念コインは各大会で発行されていて、24年7月に開幕するパリ大会に向けては8種の記念コインが公開。 最も高価な200ユーロ(約3万円)金貨には、東京タワーとエッフェル塔に重なるようにバトンリレーが行われている様子が描かれ、価格は79万2000円。日本では500枚限定で販売される予定です。 中には柔道の一本背負いが表現されている記念コインも作られ、これを見た詩選手は「柔道のデザインがコインに入っていてすごくうれしい」とコメント。一二三選手も「めっちゃ投げも再現されていて、このコイン僕も欲しいなと思っています」と率直な思いを話しました。 また、パリ五輪の開幕まで約1年に迫っている中で、今回イベントに参加した2人。詩選手が「(これまで)ちゃんとしたイメージはつきづらかったけど、あと1年に迫っているんだなと改めて感じました」と語れば、一二三選手も「本当もうすぐだなと。盛り上がってきていて、パリ五輪が近いんだなというのは実感しています」と、夢舞台を意識したと語ります。 柔道パリ五輪代表は、早ければ6月中の強化委員会を経て、一部選手が内定します。 一二三選手は「自分自身の夢、(五輪で)もう一度優勝する夢をかなえるために人生かけて頑張りたいと思います」と力強く語り、詩選手も「東京五輪で自分自身が味わった感動をもう一度味わいたい。パリ五輪で兄妹(きょうだい)で連覇を達成できるように日々頑張っていきたいです」と再びの偉業を目指し意気込みを語りました。
