鎌田大地の7戦連続先発を伊メディアは予想!トゥドル監督はエンポリ戦を前に懐疑派をけん制「私が来てからラツィオは首位の成績」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオのイゴル・トゥドル監督が日本時間12日のセリエA第36節ラツィオ対エンポリ戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。 【動画】「止めたのはほぼ奇跡」鎌田大地の強烈ミドル!モンツァ×ラツィオ
今年3月から監督に就任したイゴル・トゥドルの下、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権確保を目指して追い上げを狙うラツィオ。だが前節のモンツァ戦(2-2)では、試合終了間際に同点に追いつかれて勝ち点を取りこぼすなどパフォーマンスを落としており、クロアチア人指揮官を巡って懐疑的な声も上がり始めた。 トゥドルは、そんな中、日本時間12日のエンポリ戦へ向けて記者会見へ出席すると、まずはラツィオのクラブ史上初のスクデットから50周年を迎えるにあたってコメント。「歴史は常にインスピレーションの源だ。それが勝者のチームとなればなおさらだ。1974年の出来事を思い返すのは良いことだ」と語った。また次戦へ意欲を示しつつ、懐疑派をけん制。監督就任以降、リーグ戦4勝1分1敗の成績に胸を張った。 「選手たちは良い取り組みをしている。この2カ月間の歩みを最高の形で締めくくりたい。オリンピコにお祭りの雰囲気はあるだろうが、チームは集中し、次戦の重要性を自覚している。いまは来シーズンやその戦略について考える時ではない」 「まずは自分たちが可能な限り最善を尽くすべきだ。自分の仕事がうまくできれば、どこまでたどり着けるかが見えてくる。現時点で言えることは、私がここへやって来てから、ラツィオの成績はインテルやアタランタと並んで首位だ」 「前者はセリエA王者であり、後者はヨーロッパリーグのファイナリストだ。(1試合あたり平均2.16ポイント獲得の)このペースを10年間維持するためにサインしたいくらいだ。確かにモンツァ戦でより良いパフォーマンスができたかもしれないが、低調な時もたまにはあり得る」
鎌田の連続出場は?
鎌田はここまで、トゥドル指揮下のリーグ戦で6試合連続先発出場を果たしている。65分までプレーした前節では、チーロ・インモービレの先制点を呼び込むミドルシュートを放ち、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』からチーム内最高点の高評価を受けた。 そんな鎌田は、12日のエンポリ戦においても、7戦連続となる先発出場が予想されている。同紙のほか、『Corriere dello Sport』紙や大手メディアの『Sky Sport』や『Mediaset』も揃って、鎌田がマテオ・ゲンドゥージとの中盤のコンビで、左ボランチで起用されるとの見解を示している。