体操パリ五輪3冠の岡慎之助、今後の目標「4年後に4冠を達成」入江聖奈さんと地元岡山県をPR
体操男子でパリオリンピック(五輪)3冠に輝いた岡慎之助(21=徳洲会)が次なる目標に「4冠」を据えた。 【写真】名産品を試食する出席者。左から平井・鳥取県知事、入江聖奈さん、岡慎之助、伊原木・岡山県知事 1日、都内のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」オープン10周年記念イベントに、東京五輪ボクシング女子金メダルで鳥取県出身の入江聖奈さんらと出席。出身の岡山県のPRに一役買うととともに、今後の目標を「来年の世界選手権で平行棒優勝。4年後に4冠を達成することです」と宣言した。 パリでは団体総合、個人総合、種目別鉄棒で頂点に立った。得意種目の平行棒では銅メダルを手にしていたが、さらなる進化のために28年ロサンゼルス五輪では4つ目の金メダルを狙いに行く。 この日は岡山県名産の千屋牛を使った「岡山旋風デミグラスソース煮」の試食もあり、「肉、柔らかすぎておちちゃいました」と満面の笑みだったが、22日からは全日本体操団体選手権(三重県)も控える。「まず11月に試合がある。そこで団体の連覇をしたい。地元の方々、応援してくれる方のために、期待を応えて、岡山を盛り上げていきたい」と力を込めた。【阿部健吾】