北陸3県上半期の倒産企業の負債総額 2000年以降の半期集計で過去2番目の少なさ
北陸3県で9月までの2024年度上半期に倒産した企業の負債総額は2000年以降の半期集計で過去2番目に少ない金額となりました。 民間の信用調査会社帝国データバンク金沢支店によりますと、2024年4月から9月までの今年度上半期に北陸3県で発生した企業倒産は、前年度の同じ時期より1件増え77件でした。 負債総額は89億9500万円と、10億円を超える大型倒産が1件にとどまったため、2000年度以降の半期の集計では2番目に少ない水準でした。 県別では石川県が前の年度の同じ時期より5件増え30件で富山県は28件、福井県は19件となっています。 帝国データバンクでは、能登半島地震で事業を停止している企業を含めた倒産予備軍がまだ多く存在しているとして引き続き注意が必要としています。
北陸放送