米MS、メタともに純利益増加 クラウド事業、広告収入けん引
【ニューヨーク共同】米マイクロソフト(MS)が30日発表した2024年7~9月期決算は、純利益が前年同期比11%増の246億6700万ドル(約3兆7千億円)だった。生成人工知能(AI)の機能を活用した企業向けのクラウド事業がけん引した。米メタ(旧フェイスブック)の純利益は広告収入が増え、35%増の156億8800万ドルだった。 MSの売上高は16%増の655億8500万ドルだった。クラウドで生成AIを活用できる「アジュール」などの収益が33%増えた。 メタの売上高は19%増の405億8900万ドル。交流サイト(SNS)の広告単価が上昇し、広告収入の拡大が業績を押し上げた。