アンジェリーナ・ジョリー、ネバー・エンディング裁判で経済的に疲弊?
クリスティーズの突然の取り下げ発表
しかし、10月29日になっていきなり、クリスティーズはオークションからビンテージ・カーの出品を取り消したと発表。オンラインの出品リストからも削除した。クリスティーズの広報担当者エドワード・ルインによると、「ジョリーさんサイドの要請により、クリスティーズは11月のオークションにこのロットを出品せず、将来的な売却のためにこのロットをより良いタイミングでオークションにかけることにしました」とのこと。
気になるアンジーのビンテージ・カーの出どころ
実は、クリスティーズがフェラーリ250GTの出品を公表した時点でオークション・リストには出所の詳細が記載されていなかったのだ。ネット上ではフェラーリ好きの間で「誰が所有する車?」と話題になり、それを受けたブルームバーグの調査によれば、もともとは白に塗装されていたこの車は、2015年にRMサザビーズが監修したオークションで売却され、ある時点でボストンのコプリー・モーターカーズによって売りに出されていたという。フェラーリ・アーカイブによると、コプリーがこの車の最終所有者なのだ。
ブラッドからアンジーへのかつての贈り物?
ここで出てくる疑問は、いかにしてフェラーリ250GTがアンジーの所有物となったか? 複数のメディアがブラッドからの贈り物と断定している。ブラッドは交際中も結婚後もアンジーにジュエリーやアート作品などを気前よくプレゼントしていた。そのためビンテージ・カーもブラッドがアンジーに贈ったものと考えるのが普通だ。では、ブラッドは購入した際に所有権利書(ピンク・スリップ)の名義を誰にしていたのか?
浮世離れした夫婦の盲点
ブラッドほどの大スターが自分で陸運局に書類を提出するとは考えられないが、スタッフに事務仕事を依頼し忘れた可能性はある。もちろんアンジー自身も所有権利書の確認を怠っていたようなので、浮世離れしたスター元夫妻の失敗というオチだろう。
出品は次男パックスのため?
フェラーリ250GTを売却できないとなれば、アンジーの経済的困窮は解決されそうもないが、そもそも“弁護士への支払いに当てる”という理由自体が噂なのだ。車をオークション出品したのには、次男パックスを守りたいという母心があったのではないだろうか?