農事組合法人の口座から横領9億円「競艇に使った」容疑認める…代表理事だった被告の捜査を終結
代表理事を務めていた農事組合法人の口座から約800万円を横領したとして業務上横領容疑で逮捕、起訴された配送業の被告(53)(福岡県久留米市)について、福岡県警は17日、5件を同容疑で福岡地検久留米支部に追送検し、捜査を終結したと発表した。横領した総額は約9億円で「競艇に使った」と容疑を認めているという。 【写真】福岡県警察本部
発表では、被告はきのこの生産・販売などを行う同県大木町の法人の代表理事だった2021年4月~23年6月、管理していた法人名義の口座から計約9億650万円を無断で引き出して横領した疑い。23年7月に代表理事を解任されていた。