校内で女児に強制わいせつ 60歳元教諭の男が上告を断念 一審の判決「懲役1年2カ月」が確定【福井】
福井テレビ
自らが勤務していた坂井市内の小学校で女子児童の体を触ったとして強制わいせつの罪に問われた60歳の元教諭の男の裁判で、男は上告を断念し、一審の福井地裁が言い渡した懲役1年2カ月の判決が確定しました。 強制わいせつの罪に問われたのは、福井市木田3丁目の元教諭・見附史教被告(60)です。 判決文によりますと、見附被告は2023年1月から5月にかけて勤務先の坂井市内の小学校で1人の女子児童に対して服の上から胸や下腹部を触るわいせつな行為をしました。 見附被告は無罪を主張し、一審の福井地裁で受けた懲役1年2カ月の判決を不服として控訴しましたが、11月7日に二審の名古屋高裁金沢支部で控訴が棄却されました。 上告の申し立て期限となった21日、見附被告の弁護人は上告を断念したことを明らかにしました。 これにより、一審で言い渡された懲役1年2カ月の判決が確定し、有罪判決を受けた見附被告は地方公務員法により失職しました。 弁護人は、見附被告の上告断念の理由を明らかにしていません。 刑の確定を受けて被害児童の父親は「安心したが、娘の人生にキズがついたので、すっきりしたわけではない。罪はきれいに償ってほしい」とコメントしています。
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