先月、他人名義のキャッシュカードから管理する口座に約2000万円を送金したとして、中国籍の男が再逮捕されました。男は、闇バイトを通じて犯行に及んだとみられています。 電子計算機使用詐欺の疑いで再逮捕されたのは、綾瀬市寺尾台に住む中国籍の鄧林冲容疑者です。 神奈川県警によりますと、鄧容疑者は先月、他人名義のキャッシュカード2枚を使用して、容疑者らが管理する口座に3回にわたりあわせて約2000万円を送金した疑いが持たれています。 県警の調べに対し、鄧容疑者は容疑を認めていて「金に困っていたのでインターネットを通じてバイトに申し込み、指示されて犯行に及んだ」といった趣旨の話をしているということです。 県警は、鄧容疑者が闇バイトに応募し犯行に及んだとみて調べています。 鄧容疑者は、先月、別の他人名義のキャッシュカードで約100万円を引き出したとして逮捕・起訴されています。