B2ベルテックス静岡が接戦落とし首位陥落…両チーム最多タイ19得点の岡田雄三「上位との試合は1点が大きく関わってくる」
◆りそなB2リーグ▽第8節 福岡79―73ベルテックス静岡(16日・静岡市中央体育館) ベルテックス静岡が福岡に73―79で敗れ、西地区首位から陥落した。第4クオーター終盤に最大14点差を追いついたものの、最後は競り負けた。フリースローの成功が19本中10本にとどまったのが響いて、3節連続で第1戦を落とした。17日も福岡と対戦する。 **** 接戦を落とした。残り3分に67―67と追いつきながら、ベルテックスが福岡に競り負けた。森高大ヘッドコーチ(35)は「用意してきたことは遂行できた」と、内容には一定の評価をしながら「フリースローが勝てる試合を落とす要因だった」と、成功率52・6%にとどまったことを悔やんだ。 福岡の強力なビッグマンに対し、リバウンドは互角に戦った。相手のオフェンスリバウンドを6に抑えて、セカンドチャンスは与えなかった。どっちに転がってもおかしくない試合だっただけに、両チーム最多タイの19得点を挙げた岡田雄三(28)は「上位との試合は1点が大きく関わってくる」と、フリースローの大切さを訴えた。 勝って9勝となった鹿児島に首位を譲り、福岡、神戸とともに8勝6敗で並んだベルテは、当該同士の対戦成績で3位に後退した。「(ホームで)連敗はあってはならない」と、指揮官。第2戦で福岡に雪辱する。 (塩沢 武士)
報知新聞社