熱気球 天高く 一関・平泉フェス開幕
「一関・平泉バルーンフェスティバル2024」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は11日、3日間の日程で一関市狐禅寺の一関水辺プラザを主会場に開幕した。国内最高峰の競技会「熱気球ホンダグランプリ」の第2戦として国内トップクラスのパイロットによるレースが繰り広げられ、カラフルな熱気球が秋の一関の空を彩った。 同フェスは東日本大震災復興支援イベントとして震災翌年の2012年から毎年開催されている。今回の競技飛行のエントリーは29チームで、オフィシャル6機を含め35機が参加。初日は開会式が行われ、実行委名誉委員長の佐藤善仁一関市長が開幕を宣言した。 同日は朝から青空が広がり、風の状態も良く絶好のコンディションに。開会式直後の競技は同プラザが出発地となり、パイロットが離陸前に自分で選び宣言したゴールに向かってマーカーを投下する「パイロット・デクレアド・ゴール」などが実施された。 12、13日には「全国もちフェスティバル2024in一関」が、一関市狐禅寺の一関ヒロセユードーム(市総合体育館)東側特設会場で開かれる。