“平成のテロリスト”村上和成、初防衛戦に船木誠勝を指名「僕のこの思いを受けてリングに相対してください!」
「俺は猪木さんの言葉に惚れてというか、心打たれて、プロレスラーになると決めた」
――続きまして、このベルトは初代タイガーマスク、佐山サトルの団体(ストロングスタイル)の頂点・王者のベルトとなります。王者となっての今後の展開、展望などはありますか?。 村上 本当に俺の中では(ベルトは)おまけでしかなかったんですけど、そのおまけが、やはりベルトの価値というのはすごいものであって、力というのはすごいものであって、すごく武器になるということを分かったので、この武器を存分に使わせてもらって、自分の思うように、タイトルマッチ他をしていきたいなとは思いますね。 ――今回、ベルト初戴冠ということで、初めてベルトを取ったことに対しての思いというのは? 村上 ベルトを巻くということ、このベルトが佐山さんの団体のベルトであったという。それを人生初として巻けたこと、俺はすごく誇りに思うし、良かったなと思います。 ――今、佐山サトル総監のお名前が出ましたが、もともとプロレス界に入るきっかけも佐山総監だったとお聞きしました。 村上 佐山さんがいなければ、声を掛けていただかなければ、俺は猪木さんとも会うこともなかったし、プロレスラーになることもなかったわけなので、プロレスラーになるための道を引いてくださったのは佐山さんでした。俺は猪木さんの言葉に惚れてというか、心打たれて、プロレスラーになると決めたんですけど、そこまでの道のりを全部つくって、道筋をつくってくださったのは佐山さんなので個人的な思いはすごく強いですね。 ――初戴冠のベルトが、他のどの団体のベルトではなく、初代タイガーマスク佐山サトル総監の団体のベルトだったっていうのは、非常に村上選手にとっても大きなものだと。 村上 それはすごく重いですね、 ――そして次の大会が9月26日、後楽園ホールになりますが、ずばり、初防衛戦の相手に指名したい選手はいらっしゃいますか? 村上 船木誠勝さんと勝負をしたい。船木さんとタイトルマッチをしたい、という強い気持ちでいます。本人船木さん、そして団体側にも、俺の気持ちを汲んでもらえれば、ありがたいと思います。 ――もしも船木選手との対戦が決定した場合、どのような戦いになると思われますか。 村上 俺は本当に本能のまま、ぶつけるのみです。そこに対して船木さんが、どんな刀を抜いて、どんな刀を振ってくるのか。それに対して俺は真っ向勝負で潰しにいく。ただそれだけなので、最後に立っている者が「チャンピオン」という試合になると、俺は思っています。 ――その戦いたい相手、船木選手へメッセージを送るとしたら、どのようなものでしょうか。 村上 僕のこの思いを受けて、リングに相対してください!それだけです。船木さんの返事を待っています。 <写真提供:ストロングスタイルプロレス>
プロレスTODAY