「デッドプール&ウルヴァリン」首位に返り咲き! 「クロウ 飛翔伝説」リメイク映画などが初登場【全米映画ランキング】
8月第4週の北米映画市場は、夏シーズンの好調ぶりが終わりを告げ、市場全体の週末3日間の興行収入は、6月上旬以来、最低の数字となりました。 【フォトギャラリー】リメイク版が登場! ダークファンタジー「クロウ 飛翔伝説」(1994) 先週2位だった「デッドプール&ウルヴァリン」(ディズニー)が、週末3日間で興収1800万ドルをあげ、1位に返り咲きました。北米最大の館数で上映された「エイリアン ロムルス」(ディズニー)は、2位にダウン。週末3日間で興収1600万ドルを記録しました。 ゾーイ・クラビッツが長編監督デビューを飾り、脚本、製作も手がけた「Blink Twice(原題)」は、4位に初登場(Amazon&MGM)。ロサンゼルスのバーで働くフリーダ(ナオミ・アッキー)は、IT富豪で慈善家のスレイター・キング(チャニング・テイタム)が所有する島で開かれる豪華パーティを訪れますが、やがて奇妙な出来事に巻き込まれていきます。ハーレイ・ジョエル・オスメント(「テッド・バンディ」)が、パーティのDJ役で共演。製作費2000万ドルに対し、週末3日間で興収700万ドルをあげました。 5位は、2015年に公開された「祈りのちから」のスピンオフ作品「The Forge(原題)」(Affirm Films)。10代の少年が高校卒業後、人生の使命を模索する姿を描いています。「祈りのちから」のアレックス・ケンドリック監督がメガホンをとり、同作にも出演したキャメロン・アーネットとプリシラ・シャイラーが共演。週末3日間で、前作のオープニング興収の半分以下となる、興収600万ドルを記録しました。 ダークファンタジー「クロウ 飛翔伝説」(1994)をリメイクした「The Crow(原題)」(ライオンズゲート)は、8位にランクイン。ビル・スカルスガルドが、恋人シェリー(FKAツイッグス)とともに殺害され、シェリーの魂を救うために、生死の世界をさまよいながら、犯人に復讐しようとするエリックを演じました。ルパート・サンダース監督(「ゴースト・イン・ザ・シェル」)がメガホンをとり、製作費5000万ドルに対し、週末3日間で興収400万ドルという結果に。米映画批評サイト「Rotten Tomato」の批評家スコアは19%(8月26日時点)で、厳しい評価が寄せられました。