ザ・ノース・フェイスのトートバッグ「エクスプローラーユーティリティートート」をチェック

モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、実用性の高さが光るザ・ノース・フェイスのトートバッグ「エクスプローラーユーティリティートート」をチェックしました！ ⇒【写真】ザ・ノース・フェイスの「反則級に高コスパ」なトートバッグを詳しく、画像を見る

今どきなスタイルにふさわしいON／OFF兼用トートだ！

ここ最近は、仕事でもプライベートでもバックパックを多用してきました。両手が空いて行動しやすい半面、満員電車内や混雑する駅構内では取り扱いにくいところもあるんですよね。それに背負ってばかりいたら、ジャケットの腰付近がちょっと摩耗してきてしまったのも気分的にダメージが大きく……「他にいいバッグはないかな～」と常に模索していたところでした。 ザ・ノース・フェイス エクスプローラーユーティリティートート ￥9,900（税込） H33×W15.5×D48cm そんなときに見つけたのが、このザ・ノース・フェイス「エクスプローラーユーティリティートート」。 最初にメリットに感じたのは、私のスタイルにちょうどいいデザインだったということです。トートバッグというと、気品のあるレザー素材で大人なスタイルを構築するというのも魅力的な手法のひとつ。ですが、私としてはそこまでのクラス感は求めておらず、普段のジャケパンにも休日のオフコーデにも気軽に合わせられるモノがよかったんですよね。 生地に使われているのは、摩擦強度と耐水性に優れるTPEファブリックラミネート。アウトドアシーンでよく目にする素材ですが、チープさはなく、今どきの軽快なジャケットスタイルにも違和感なく合わせられるんです。

デイジーチェーンも付いていて実用性はピカイチ！

内側にも小型のファスナーポケットが装備

さらに「エクスプローラーユーティリティートート」のスゴさは、使い勝手のよさにありました。 使っていて便利に感じたのが、フロントに備え付けられた3つの外ポケットです。深さのある左右2つのポケットには、ドリンクボトルや折りたたみ傘を入れておくのに便利。やや浅めの中央ポケットには、スマホやカードケースなど、頻繁に出し入れするツールの収納に最適です。 さらに今作の特徴的なディテールが、ハンドルテープの上にデイジーチェーンも用意していることです。カラビナやナスカンなどを使ってモノを吊り下げたり、サングラスを簡易的に引っ掛けておいたりできます。自分好みにカスタマイズできるというのが、いいですよね。私の場合は、自転車のチェーンを下げておくのに役立ってくれました。 内側にも小型のファスナーポケットが装備されています。メッシュ生地なので、中身を透けて見ることも可能。しかもキーフックもついているので、カギの収納場所として活躍してくれます。また吊り下げ式ではなくしっかり縫い付けられているので、モノを出すときにポケット全体がめくられてしまうようなこともありません。 内側はご覧のようにラミネートされているので、汚れがついてもサッと拭き取れます。ジムやゴルフ、子供との公園遊びといったシーンにも重宝しそうです。 使ってみて感心したのが、ハンドルに設けられたアタッチメントでした。凹凸を重ねることで、ハンドルがすっきりまとまるんです。ホックボタン付きのループを使ってハンドルをまとめる仕様はよく見かけますが、このアタッチメントのほうがスマートで使いやすいなと感じました。 このほか着脱可能なショルダーストラップも付属しているので、2WAYで利用することができます。