蜷川実花の大規模な作品も。初夏の青森でアートを堪能しよう! 5つの美術館・アートセンターが連動し展覧会開催
アート作品の巡回や子ども向けのサマープログラムも
■アート作品の巡回や子ども向けのサマープログラムなど、 時期によってさまざまな催しを開催! また、本アートフェス後半となる8月から最終日まで、「境界」をテーマに制作してきた栗林隆による体験型のアート作品『元気炉』が各館を巡回します。 この作品は、原子炉のような構造物の中で薬草の香りの蒸気から植物のエネルギーを体感するというもの。 作家がタイ旅行で体験したハーブを用いたスチームサウナで体のエネルギーを取り戻した経験と、2011年の東日本大震災後に再認識した原発事故から、人と自然の境界線上に生まれた場所で、本アートフェスのテーマである「つらなりのはらっぱ」を体現するように、集った人々がみえざる境界線をまたいで、世界との新たな関係性を構築する機会を生み出そうという思いがこめられています。*各館での展示スケジュールは公式サイトにて発表。 そのほかにも、子ども向けに、鑑賞ツールの用意やサマープログラムなども実施。ライブやイベントも開催が予定されているようです。 青森県内を周遊する貸切日帰りバスも用意されており、アートのまち・青森を堪能する絶好のチャンス。ぜひこの機会に同県へ足を運んでみてください。 information AOMORI GOKAN アートフェス 2024 会期:開催中~2024年9月1日(日) writer profile Kanae Yamada 山田佳苗 やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。 【コロカルニュース】とは? 全国各地の時事ネタから面白情報まで。コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。