【ONE】ロッタンが左手の怪我を正式に公表、武尊はスーパーレックとONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチに
2024年1月28日(日)東京・有明アリーナで開催される『ONE Championship』の日本大会『ONE 165』にて、K-1三階級制覇・武尊(team VASILEUS)との対戦が決まっているONEムエタイ世界フライ級王者ロッタン・ジットムアンノン(タイ)が腕を負傷したという噂が年末から流れていたが、1月5日(金)にロッタン本人がInstagramにて正式に公表した。 【写真】診断書を手に、練習中に左手を負傷したことを発表したロッタン ロッタンは診断書を手にした画像と共に「トレーニング中に左手を負傷したことを正式に発表させていただきます。タケルとの対戦については、後日Oneより正式発表があるのでお待ちください。この試合を楽しみにフォローしていたファンの皆様には申し訳ありません。必ず体調を整えて、またステージに戻ってきます」と投稿。 ロッタンの投稿とほぼ同時に、ONEは公式SNSにて『ONE 165』で王者スーパーレック・キャットムーカオ(タイ)vs.挑戦者・武尊によるONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチに変更となったことを発表した。 スーパーレックは、ルンピニーのフライ&バンタム級王座、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座のほか数多くのタイトルを獲得した名選手。2012年にはタイのスポーツ省が認定するムエタイMVPにも選ばれている。2017年6月、2018年8月と2度来日経験があり、ヤスユキにハイキックでKO勝ち、小川翔にヒジによるカットでTKO勝ちと圧倒的な強さを見せつけた。 ONEでは2020年7月大会でONEムエタイ世界フライ級1位にいたパンパヤックを判定3-0に破り、変わらぬ実力を発揮。2021年2月にイリアス・エナッシが保持するONEフライ級キックボクシング世界タイトルに挑んだが、判定3-0で敗れている。2022年の「ムエタイ・フライ級ワールドGP」では決勝へ進出するも、パンパヤックと両者が体重オーバーとなり、判定2-1で勝利するも優勝者は無しという珍事となった。2023年1月にダニエル・プエルタスに勝利してONEフライ級キックボクシング世界王者となり、3月にはダニエル・ウィリアムスをKOして初防衛に成功。 9月にはONEフライ級ムエタイ世界王座を懸けたタイトルマッチで王者ロッタンと対戦するはずだったが、スーパーレックが前日計量で体重超過したためキャッチウェイトでのノンタイトルマッチでロッタンと対戦。スーパーレックが2Rにヒジ打ちでダウンを奪い、判定3-0で勝利している。現在10連勝中。戦績は136勝29敗4分。 武尊にとってはロッタンよりも強敵を迎えることとなった。
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