坂本花織、重圧をはねのけSP首位「丁寧にできた」…GPシリーズ第4戦・NHK杯
日本男子のエースと期待されるが、「引っ張る立場でなく、上を目指さないといけない立場」ときっぱり。大事なGPで上々の第一歩を踏み出しても、気の緩みはない。
りくりゅうは首位発進も着氷に乱れ
ペアで2022~23年シーズン世界王者の三浦、木原組は、2人そろって跳ぶ3回転ジャンプで三浦の回転が足りず、着氷が乱れた。その後はまとめて首位発進し、木原は「(ミスを)引きずらずにできたのは成長した点」と振り返った。昨季は木原が腰を負傷し、GPシリーズや全日本選手権を欠場。今季はGP第1戦・スケートアメリカを制し、復活への階段を上がっている。2季ぶりの日本での公式戦は悔しいスタートになったが、木原は「フリーではアメリカでの(自らの)得点を超えて、自分たちに勝つ」と力を込めた。