公募市長候補ら新人2人が出馬表明、大阪府四條畷市長選
任期満了に伴う大阪府四條畷市長選(12月15日告示、22日投開票)で、無所属新人の2氏が7日、相次いで立候補を表明した。同市長選をめぐっては、現職の東修平氏(36)が2期8年で退き、3選不出馬の意向を示しており、平成25年1月の市長選以来、約12年ぶりに新人同士の選挙戦となる見通し。 箕面市出身で元国連職員の篠原雄之(ゆうじ)氏(38)は大阪市内で記者会見。海外でインフラや法の整備に関わった経験を生かして、「ワクワクする四條畷の未来をつくりたい」と語った。東氏側の政治団体が民間の求人サイトで後継候補を公募し、応募した209人の中から選ばれた。「東市政を継続したい」とも強調している。 四條畷市出身で同市議の税理士、渡辺裕(ゆたか)氏(50)はこの日、枚方市内で会見した。政党の公認や推薦は受けないといい、「東市長の改革路線を継承しつつ、市の公共施設再編計画の見直しを訴えたい」と述べた。5期17年余りにわたって四條畷市議を務め、議長などを歴任。市長選への立候補に伴い、8日付で市議を辞職することも明らかにした。