ロイヤルレディの華麗なるジュエリー図鑑【ルビー編】
顔周りが華やぐ大振りのイヤリングやドレスとマッチするネックレスなど、ロイヤルが度々披露しているジュエリーは多くの人の憧れの的。今回は王室と特にゆかりの深いルビーをピックアップ。それぞれの宝石の持つ魅力や背景も併せてご覧ください。
ルビーの魅力って?
深く鮮やかな赤色が印象的な、「宝石の女王」の異名も持つルビー。情熱の象徴とされ、身に着けると自らを奮い立たせ、物事を成し遂げるパワーをくれるとも言われています。またルビーは災いを避けると考えられていたため、中世ヨーロッパの王族や上流階級の人々は魔除けとして、幸福のお守りとしてルビーを重宝しました。
キャサリン皇太子妃
スイスの高級ジュエラー、モワードが手がけたダイヤモンドとルビーのドロップイヤリング。これは結婚祝いとしてキャサリン皇太子妃が受け取ったギフトの一つ。キャサリン・ウォーカーのレッドコートと帽子の愛らしいアクセントとなっています。
メアリー王妃
メアリー王妃といえば、デンマークの国旗の色である赤いルビーのパリュール。葉っぱとベリーをモチーフに、ダイヤモンドとルビーがボリュームたっぷりに配置された華麗なデザインです。2004年の結婚以来、妃が独占的に身につけているシグネチャーと言えます。
エリザベス女王
白のドレスに鮮やかに映えるルビーのジュエリーは、エリザベス女王の高祖母、ヴィクトア女王のために夫アルバート公がデザインした“クラウン・ルビー・ネックレス”。イギリス王室が保有するジュエリーの中でも傑作と言われているコレクションの一つです。
マキシマ王妃
オランダ王室御用達のジュエラー、メレリオが制作したルビーとダイヤモンドのジュエリーセットで、持ち前の華オーラをさらに際立たせたマキシマ王妃。ワインレッドの色調で統一したドラマチックなドレスアップとも見事に調和しています。
ダイアナ元妃
普段から赤色を好んだダイアナ妃。1981年に行われた映画『007/ユア・アイズ・オンリー』のプレミアで披露したのがルビー、ゴールド、ダイヤモンドの華奢なチョーカー。ドット柄のレッドドレスに合わせたキュートなドレスアップが印象的です。