施設づくりに協力してくれたメンバー

「安達（あだち）アウトドアパーク」（福島市松川町、TEL 0243-24-7180）が4月15日、福島市松川町にオープンした。（福島経済新聞） 　オープンのきっかけについて、同施設を経営する半沢正利さんは「地権者の方々から『この場所を何か地域の活性化に役立たせてほしい』と話をもらったのがきっかけ。人が集まり楽しめる場所にできないかと考え、この施設を造った」と話す。森林の伐採に始まり、2月ごろから友人・知人にモニター利用してもらい意見を反映させながら、1年半かけてオープンに至ったという。 　安達太良（あだたら）山が一望できる同施設は、道の駅安達上り線の裏山に位置する。キャンプエリアは、屋内カーサイト2区画、カーサイト15区画、テントを約20張設置できるフリーサイトの3タイプ。ほかにも、バーベキューが楽しめるたき火スペース、大型犬用ドッグラン、洗い場、男女別のトイレ・シャワールームを備える。管理棟のカフェスペースではコーヒーなどのドリンクを販売。「フリーサイトから、天気がいい時は蔵王連峰が見渡せる。カフェスペースは宿泊客以外も利用できるので、気軽に立ち寄ってもらえれば」と半沢さん。今後は、イベントスペースとしての貸し出しや酒類の販売も行う予定だという。 　半沢さんは「アクセスもよく絶景を見られるこの場所を、多くの方に楽しんでもらえたら」と利用を呼びかける。 　営業時間は、宿泊＝11時～翌10時、日帰り＝11時～17時。入場料は（ゴミ処分料含む）、高校生以上＝1,650円、小・中学生＝550円、ペット＝2,200円。施設の利用料はエリアによって異なる。