サッカー日本代表との試合を「避ける意図はなかった」。ヨルダン代表指揮官が疑惑に反論【アジアカップ2023】
AFCアジアカップカタール2023・グループリーグEを3位で通過したヨルダン代表に対し、「意図的にバーレーン代表に負けたのではないか」という声が挙がっている。これについて、ヨルダン代表の指揮官を務めるフセイン・アモータ氏が否定した。UAEに拠点を置くメディア『Sport360』が現地時間28日に報じている。 【アジア杯順位表・トーナメント表】AFCアジアカップ カタール2023 25日にグループリーグE第3節が行われている最中、先にノックアウトステージ進出を決めていたサッカー日本代表の相手は目まぐるしく入れ替わった。グループリーグDを2位で通過した日本代表は、E組を1位で通過するいずれかのチームと対戦することが決定していた。 E組の第3節直前まではヨルダン代表がグループの首位に立っており、その時点では日本代表の対戦相手はアモータ監督のチームだった。しかし同時進行で行われた2試合の展開によって二転三転し、日本代表の相手がほとんど分刻みで入れ替わっていた。 最終的に第3節でヨルダン代表に勝利したバーレーン代表がノックアウトステージで日本代表と対戦することになったのだが、アモータ氏に対しては疑問の声も寄せられているようだ。 「日本代表との試合を回避するため、意図的にバーレーン代表に負けたのではないか?」という問いに対し、アモータ氏は以下のように答えている。 「バーレーン戦も含めて、我々のチームにはイエローカードをもらっている選手が複数いた。そのうちの誰かが追加でカードをもらった場合、次の試合には出場停止処分が科されてしまう。それは愚かなことだ。我々は選手を失いたくない」 アモータ氏は強度の高いプレーを選手たちにさせなかった真意を語り、「日本代表を避ける意図はなかった」と説明した。また、ヨルダン代表がラウンド16で対戦するイラク代表については「組織化された強力なチーム」と評価しており、「我々も良い相手になれるように尽力する」と述べている。 なお、日本代表対バーレーン代表は31日に行われ、ヨルダン代表対イラク代表は本日29日に行われる。
フットボールチャンネル編集部