伊佐市政の課題は多岐に(1) 障害児支援 自宅近くに学校「感動」
Q.家の近くに学校ができるって聞いたときどう思った? (幸太朗君と母・理沙さん)「感動した」 新しい特別支援学校には小学部と中学部、高等部を設置し、伊佐市と湧水町、さつま町、薩摩川内市祁答院町、霧島市横川町に住む知的障害や体に障害がある子どもたちを受け入れます。 県が整備・運営する特別支援学校の設置について、伊佐市長選の候補者は… (橋本欣也候補 無・現(1))「工事が遅れないようにするためスピード感を持ってやらなければならない。市の役割は大きい。しっかり進めるために、今の流れをずっと見てきた私でなければできない。信念を持って頑張りたい」 (森山良和候補 無・新)「とてもうれしく思っている。卒業したあとに学びの場が増えていくよう、仕事としてもこのまちで生活していける環境づくりが必要。市としても人に優しい福祉のまちづくりも大切だと思う」 (遠矢寿子候補 無・新)「決まったことは良かった。できる範囲で市も支援して環境を整えていく。できたら教職員が伊佐市に住んでもらえるよう、住宅のサポートも考えていけたらいい」 伊佐市の人口は2001年に3万3172人でしたが、去年は2万2701人と、この20年近くでおよそ1万人減りました。人口減少対策や障害児支援のほかにも、市はさまざまな課題に直面しています。 ▶「伊佐市政の課題は多岐に(2) 農業振興 高値も手放しで喜べず」に続く
南日本放送