おわらカレンダー完成 八尾観光協、町流しや輪踊りの写真
富山市の越中八尾観光協会は15日までに、「越中八尾おわら風の盆」の2025年度カレンダーを制作した。おわらを受け継ぐ11町による町流しや輪踊りの写真を用い、9月1~3日の当日以外にも県内外のファンに魅力を伝える。 表紙には、八尾町出身の版画家林秋路がデザインした法被を着る上新町の男性の後ろ姿の写真を採用した。1カ月ごとのページには、灯籠で照らされた「坂の町」をしっとりと進む踊り手や、哀愁ただよう調べで情緒を醸し出す地方衆などをとらえた、よりすぐりの1枚を大きく掲載した。 協会事務局の谷井里美さんは「年間を通しておわらの雰囲気を感じてほしい」と話した。1部1500円で、越中八尾観光会館や市内の土産店、東京のアンテナショップで販売する。