年金月20万円、預金1,000万円超の79歳・元公務員男性が「家賃滞納」の謎…しびれを切らしたオーナーが家に突撃→まさかの光景に思わず「なんでこんなことに?」【FPの助言】
自分や家族の「孤独死」を防ぐには
孤独死を避けるには、 ・経済的に困窮しないこと ・心身ともに健康であること これらのバランスが大切です。 老後、経済的に困窮しないためには、まずは現役時代から自分が年金をどのくらい受け取れるのかしっかり把握しておくことが大切です。ねんきん定期便は毎年誕生月に郵便で届きますので、定期的に確認するようにしましょう。 そのうえで、家計簿をつけ支出を把握すること、iDeCoなど節税しながら老後資産を増やすことも心がけたいところです。 また、心身ともに健康でいるためには、人との交流が欠かせません。 Aさんの長女は、Aさんと頻繁に連絡を取るようになれば、Aさんの小さな異変にも気づきやすくなるかと思います。 また、なるべく外出することを心がけ、地域のコミュニティに積極的に参加することもおすすめします。 ただ、そうはいっても気軽に交友関係を広げられない……そのような場合は、65歳以降も適度に仕事をするのがよいのではないでしょうか。人とのつながりも生まれますし、収入も得られて一石二鳥です。 健康に不安がある場合は、自治体や民間の見守りサービスや食事の宅配サービスを利用することも検討しましょう。
安心できる老後を送るために
人生100年時代といわれるようになり、老後と呼ばれる期間はどんどん長くなっています。高齢者の単身世帯は今後も増える見込みで、誰もが単身世帯になる可能性があります。 現役時代から年金をどれくらい受給できるか確認し、足りない分を計画的に準備しておくようにしましょう。 また、心身ともに健康であることもとても大切です。人と交流する、体を動かす、趣味を楽しむ、そんな時間も大切にして、孤独とは無縁の充実した老後を送りたいですね。 石川 亜希子 AFP
石川 亜希子
【関連記事】
- 「新NISAなんてやるんじゃなかった…」老後資金不足で投資を始めた年金月13万円・元会社員65歳がスマホを握りしめ「後悔に震えた」ワケ【FPの助言】
- 部屋に泥棒がいる!〈高級老人ホーム〉で優雅に暮らす86歳母からのSOS…急ぎ駆けつけた51歳長男の目に飛び込んできた「まさかの光景」【FPの助言】
- 家賃10万円の賃貸マンションで起きた悲劇…物件オーナーが絶句した〈部屋の惨状〉【弁護士が解説】
- 日本年金機構から18万人に「赤い封筒」で最終通告、そのうち3万人が直面する「恐ろしい出来事」の実態
- 60歳の物件オーナー、契約違反を犯した借主に立退要求→借主「3,000万円払え」で訴訟…裁判所が下した「妥当な立退料」【弁護士が解説】