クミコが「新・BS日本のうた」で生誕100年の越路吹雪さんをオマージュし、「アプレ・トワ」を熱唱
歌手、クミコ(69)が15日夜にNHK BSで放送された「新・BS日本のうた」に出演し、生誕100年を迎えた越路吹雪さんの代表曲「アプレ・トワ」を熱唱した。 宝塚歌劇団のトップスターであり、退団後はシャンソンの女王として国民に愛された越路さんは、クミコにとって永遠に尊敬する存在。今年7月にレジェンドの生誕100年を記念し、故人の代表曲「愛の讃歌」や「アプレ・トワ」を新録音でカバーしたアルバム「私の好きなシャンソンVol.2~シャンソンティックな歌たち~」を発売した。 この日の番組でも越路さんにオマージュを捧げ、クミコが得意とする「アプレ・トワ」を情感豊かに披露。収録会場だった東京・渋谷のNHKホールは感激の拍手に包まれた。クミコは、越路さんが広めた「ニッポン・シャンソン」という新たな音楽のジャンルを継承すると改めて誓った。 「新・BS日本のうた」は日本人の心に深く残る〝日本のスタンダード・ナンバー〟ともいうべき名曲を紹介する音楽番組だけに、「ニッポン・シャンソン」の同曲が取り上げられたことに感慨深げだった。 10月23日には「ニッポン・シャンソン・フェスティバル2024」が東京・国際フォーラム・ホールCで開催され、松田美由紀(62)、松村雄基(60)、安蘭けい(53)ら俳優、宝塚、クラシックなど様々な背景を持つ幅広い世代の豪華アーティストたちが集う。クミコも出演し、同アルバムにも収録した「愛の讃歌」を歌う。 10、11月には単独コンサートを行い、神戸、名古屋、仙台、札幌と全国を巡る。